三菱電機
2016年決算
売上:4.4兆円(8割日本、中国北米で1.5)
営業利益:3,000億円
※過去3年分を見ると売上・営業利益共に堅調な成長且つ安定的
経営方針
グローバル環境
2015年トピックス
オランダ鉄道新型車両を受注
南アフリカに三菱電機ヨーロッパの支店を設立
トルコの国営衛星通信会社から2011年3月に受注した通信衛星の打ち上げに成功
自動運転コンセプトカーを東京モーターショーで発表
歴史
三菱重工業から枝分かれした会社(三菱自動車と同様)。そのため、発電プラントに組み込まれる機器などの重機製品が主力事業。
92年北岡社長からは、重機依存脱却を掲げ、当時ブームだった半導体に投資、巨額の赤字を計上。
98年谷口社長からは安定的利益を求め、FAや自動車用電装品、昇降機に注力。リーマンショック後も電機大手で唯一黒字だった。
総合電機企業内の評価
総合電機企業内では時価総額でトップ
・三菱電機: 3,180(十億円)
・日立: 2,728(十億円)
・東芝: 1,633(十億円)
研究活動
研究予算は年間2,000億円。3.5割が産業メカトロニクス、家庭電機、重機と続く。
先端技術として、IoT、スマートモビリティ、快適空間、安全・安心の4カテゴリで研究。
気になる事
機械学習に対してのログ分析手法。機械学習により機械が自律的に判断した場合、何を根拠に判断をしたか追えるようにしなければならない。判断理由がわからない動作をした場合は暴走。
気になる記事
日経
4/18日週の最高値17615円を目指す。
その後、チャイナショック前までの50%戻し(17857円)、
その後は68%戻しの18587円
に
現在のグローバルリスク
現在のグローバルリスクは以下の4点
6以外は既に市場反映されているが、6はまだ反映されていない模様。
他に為替に影響のある要素は以下の通り
円安の要素
・米金利上昇(0.25%単位)
円高の要素
・リスクオフ
・中国経済
・米国選挙
・イタリアの銀行が持つ不良債権
・ドイツ銀行
・EUとしては個別の銀行を救済しない
上記に関連した論理思考
円へのリスクオフの理由
⇒ ボラティリティの低い日本国債に向かう。金利が低く、値動きしないため、リスクが低く、信頼が高い
中国経済が低迷している証拠
⇒ 海外でものが売れない(輸出が減る) 所得が減る ⇒ 内需が減る + ものを買わない ⇒ 外需に響く ⇒ 輸入が減る
⇒ 2015年中国貿易は輸出は2.8%減の2兆2,765億ドル。輸入は、14.1%減の1兆6,820億ドル(輸入が2400億ドルも減っている)
消費を増やすには
・給与が増える希望が持てること
・女性の労働参加率が高まり、年収が100万増えるなどはあまり意味がない
・消費税率を先送りしてもそこまで意味ない
日本全体の企業から見た海外要因利益
・輸入関連(原油価格の下落など)
・円高(ただし、売上高には円安が貢献する)
アメリカがドル安にしなければいけない理由
⇒ 外需を上げる必要があるため。アメリカの実質GDPを見ると内需が占める割合が多い(1~3%)。外需は足を引っ張っている(マイナス値)。
輸出のGDPに占める割合は7.0%程度(2010年)
ボリビアの調査
1982年に民政移管をし、民主化を推進していたが、貧富の差悪化を背景に先住民の反政府運動が頻発化した。
2006年に初の先住民出身大統領(モラレス)が誕生。
米国主導の経済自由化に反対し、天然資源を国有化して国家管理。先住民への還元を強化した。
現在ボリビア政府は対米関係の正常化を望んでいる。
スペインの植民地時代があったため、スペイン系民族が多い。
主食はパン・ジャガイモ・トウモロコシ。豚肉は高級食材。海産物はチリから輸入。
アルコールはチチャ(発酵酒)
宗教としては、カトリックが多い。
カトリックとプロテスタントの違いは、権威をどこに置くかという点にあります。
カトリックの権威は次のような順番になります。
神>>教会>>聖書>>信者
プロテスタントの権威の順番は次のようになります。
神>>聖書>>教会(信者の集まり)カトリックは十字架にキリストがいる。教会が派手。
カトリック教会は教会が恵みの取次ぎ者として考えています。聖書の正典を決めた教会の権威は、聖書の権威よりも上にたつと考えます。ところがプロテスタントは、聖書、神の御言葉に権威があると主張します。その権威に基づいて教会形成をするのです。その反対にカトリックは、教会(ローマ教皇)の権威によって教会形成をするともいえます。